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  1. Mar 2025
    1. 陰イオンと陽イオンは互いに電気的に引き合い、イオン結合する[13]。ただし共有結合の場合とは異なり、通常の状態では陰イオンと陽イオン一組で明確な形の分子を構成することはなく、大量の陰イオンと陽イオンが結び付き合ってイオン結晶を形成する[13]。

      イオン結晶(イオン結合結晶, 英: ionic crystal)

    2. イオン結合では、ある原子にある電子が一つ以上、別の原子に移動してしまう。移動により電子を失った側を陽イオンもしくはカチオンといい、電子を得た側を陰イオンもしくはアニオンといい、陰イオンまたは陽イオンの事をイオンという[12]。
    3. こうして電磁気的に引きつけられた原子同士の分子内結合を記述する為のパラメータとして、電気陰性度という尺度がある。 これは原子がどの程度原子外にある電子を引きつけるかを示す尺度である。結合した2つの原子の電気陰性度に極端な差異がある場合は、電気陰性度が大きい原子の方に最外殻電子が完全に移動してしまう。この状態における分子内結合をイオン結合という[6]。 それとは逆に両者の電気陰性度が完全に釣り合っているときは、最外殻電子を2つの原子で「共有」する状態になる。この状態を非極性共有結合という[6]。電気陰性度が両者の中間にある場合は、最外殻電子を一方の原子にやや引きつけた「極性」のある共有状態になる。この状態を極性共有結合という[6]。非極性または極性の共有結合の事を共有結合という。

      極性:polarityとは分子の電気的な偏りで、電気陰性度の差によって生じます

      イオン結合(イオンけつごう、英語:ionic bond)

      共有結合(きょうゆうけつごう、(英: covalent bond)

      共有結合とは何か?極性と非極性 (Chemistry: What is a Covalent Bond? (Polar and Nonpolar)